第1回 日経ARアワード 結果発表 | NIKKEI AR AWARDS
グランプリ

「家族時間が、生まれる家」 (応募課題:旭化成ホームズ)

日本には家の中でいろいろな「家族時間」を楽しめる季節行事がある。例えば3月3日の桃の節句。ひな人形が掲載された朝刊を家の階段に置き、日経ARをかざすと、階段がひな壇になってひな人形が並び、音楽を奏でて踊りだす。日頃忙しい共働き家族が、季節の行事を家族そろって簡単に楽しく体験できるアイデア。

受賞者:大塚佑治氏(電通アドギア)

審査員特別賞

「スリッパ、お借りしてもイイですか?」 (応募課題:テレビ東京/BSテレ東)

新聞広告の上にそれぞれの家庭にある自分のスリッパを置いて日経ARでスキャン。家の玄関やリビングに向けると、そのスリッパを履いた番組出演者が家に現れて番組を宣伝する。芸能人が自分のスリッパを履いているというシチュエーションは親近感を高め、今までにない新聞広告の楽しみ方が体験できる。

受賞者:久古はる香氏(博報堂DYメディアパートナーズ)

旭化成ホームズ賞

「せんたくもの、きれいにたためるかな?」

新聞広告に載っている子供服のシャツやズボンの形に合わせて洗濯物を置き、日経ARをスキャンするとかわいいキャラクターが現れ、動き回って洗濯物の正しいたたみ方を教えてくれる。共働き子育て家族にとって負担が大きい家事を子供が楽しみながら手伝い、ゆとりある家族時間を生み出すためのアイデア。

受賞者:関透真氏、木下顕志氏
(グループ:ADEX 日本経済広告社)

川崎重工業賞賞

「乗り物プラネタリウム」

子供たちは川崎重工業のことは知らなくても同社が作っているヘリコプターなどの乗り物は大好き。広告に日経ARをかざすと、プラネタリウムのようにいろいろな角度から乗り物が現れる。ジェット機の躍動感や、アトラクション的な要素も再現して、子供たちに「大好きな乗り物を作っている会社=川崎重工」を知ってもらう。

受賞者:長谷川まどか氏、髙瀬基氏、福島祥子氏
(グループ)

テレビ東京/BSテレ東賞

出川哲朗の「リアルガチな天気予報」

天気図に日経ARをかざすと、テレビ東京の看板番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」に出演する出川さんが電動バイクで現れ、充電場所を求めて駆け回る。その間、現在地の天気がリアルタイムで表示され、充電中に番組宣伝映像や前回放送分の未公開映像なども同じ画面で流れる。

受賞者:齋木悠氏、奥野玉枝氏
(グループ:アデックスデザインセンター)

日本経済新聞社賞

「CSAR」- ARを活用した新しいCSRアクション

台風などの災害報道紙面に日経ARアプリをかざすと現地の映像や地域の危険度などの情報が表示される。浸水被害が出た場合は、自分の家だとどの程度まで浸水するかARで表現されるので危険度が体感できる。また、決済機能を使って同じアプリ画面の中でシームレスに被災地への寄付などができる。

受賞者:奥村誠浩氏、高橋理氏、金林真氏
(グループ)

グランプリ審査員

佐藤達郎

Tatsuro Sato

多摩美術大学教授/
コミュニケーション・ラボ代表

中澤純一

Junichi Nakazawa

ENJIN 代表取締役社長

佐藤雄介

Yusuke Sato

電通 クリエイティブ・ディレクター

久保田瞬

Shun Kubota

Mogura 代表取締役社長